Babyが高熱を出したため、会社を半休して出産した病院に連れて行った。
認識が甘かったんだけど、生まれてから半年くらいは普通病気にはかからないので、これは結構な異常事態。だから出産時と定期検診のカルテがある病院じゃないと見てもらえなかった。
不幸中の幸いというか、原因はインフルエンザだとわかった。100%、Meのが移ったんだよな。もし原因が特定できない場合は即入院になるところだった。

しかしまあ、相変わらず混んでるなあ、病院って。前日の夕方にはWifeが近所の病院に連れて行ったんだけど、そこも激混みだったらしい。
この時期小児科が混んでるのはまだわかるとしても、すべての科が一緒になる会計時にもすんごい待った。システムが高度に進んだ病院であるにも関わらず。

やはり目に付くのはいたって「普通そう」な婆ちゃん爺ちゃんだよな。Meの目には寂しさを紛らわせる、話し相手を探しに来る、あるいは必要以上の不安に駆られているようにしか映らん。
寂しがることを攻める気はないけど、その解消に病院に来て混雑の一要因になるのは勘弁して欲しいと思うよなあ。

今も昔もこの状況って変わらない。
Meの手には高校生の頃から原因がよくわからない角質の固まりみたいのがあって、ずっと気になっていた。大学院生のころに意を決して皮膚科に行ってみたら、これがまた95%が婆ちゃん爺ちゃんで大混雑だった。
2時間近く待っても順番が来なくて、イライラしているときに隣の婆ちゃんが
「昨日蚊に刺されたところが赤く腫れちゃってねえ(それで来た)」
と話しているのを聞いて、我慢できずに受付で「もういいです」とキレて、帰ってしまった。それ以来皮膚科には行っていない。実害があるわけでもないから。

こんな現状だと、病院行くときは時間単位じゃなくて半日単位で都合つけなきゃいけないから、サラリーマンなんて長官以外は滅多にいけないよな。だから極力行くのを控えるようになる。これって男のほうが寿命短かいこととの関係ゼロではないんじゃないかと思うな。検診やワクチンの摂取だって、待ち時間5分とかだったら、もっと利用者が増えるよな。
これって社会問題と言ってもいいんじゃなかろうかと思う。
けど、全然議論されてない。
なんでだろ?
中央官僚とその家族は虎ノ門病院に行けば優先的に順番回してくれたり安くしてくれたりして優遇されているから、この現状に気付かないのか? 政治家には個人の医者がついているから同様に気付かないからか?