世間は春休みらしい。
たしかに、一昨日飛行機に乗ったらいつもよりもかなり混んでた。Meの行くところなんてあんまり観光地でもないのに。おまけにその先に新幹線に乗ったらいっつも座席回転させて足乗っけてる自由席が、なんとほぼ満席。

じゃあ見渡すと子供をつれた家族連れだらけかっつーと、そうでもない。Meが行った地方で圧倒的に目に付いたのは爺ちゃん婆ちゃんグループ。
グループだから孫に会いに行くわけでもないのに、いったい何しにどこへ行くんだろ?
こりゃ春休みって言うより、単なる行楽日和ってことか?

よく新聞や雑誌で、旅行業界から食品業界もマンション業界まで、「シニア世代をどう取り込むかがカギだ」みたいなことを書かれている。
Meはこれに対して、ちょっと違うんじゃなかろうかと思っていた。

だって人数がこれから多くなっていって、さらに金が(使い道がないから)余ってるたって、基本的に全体平均を見たら(消費性向含めて)活動的な人なんて他の世代より割合が少ないはずだし、固定客として確保したところで、活動する傾向は時間とともに下がっていくだろうし。なおかつ「この先医療制度も介護制度もどうなるかわかんない」なんて言葉を聞いた日にゃあ、どんどん保守的な思考になっていくから貯蓄性向が高くなっていくだろうと。

でもまあ、そんな感じの地方の光景を見ると、ターゲットにすべきってのもわからんでもないなあ。