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中国の街中を歩くと、２つのことに気付く。
まず１つは、子供が本当に少ない。少子化政策のせいね。
もー、ホンットに見かけない。日本だったらコマダム憧れ系どもが集まりそうなスポットに行っても、ベビーカーの１台も見かけない。
たまに見かけるとゾロゾロとじいちゃんばあちゃんを引き連れている。そりゃそうだよな、１人に対して４人いるんだもん。
しかし「一人っ子はわがままでダメな人間に育つ」ってのが前提になってること自体が恐ろしいんだけど、政府も一般社会も一人っ子が増えることを相当問題視しているらしい。
だからすんごい勢いで全寮制の学校、しかも幼稚園から大学まで全部が増えているそうな。集団生活で社会性を身につけると。いやはや……。

２つ目は、やっぱり貧富の差。
車で走ってると、ビルの谷間を走っていると思うとすぐに普通の住宅街に入り、んでもってすぐにバラックのような小屋が密集しているエリアに入る。んでもってそのバラックが延々と続く。
たまーに郊外にお城みたいのが建ってて、ＩＴ長者の別荘だったりする。

そんでもだいぶ中産階級が増えてきて、なおかつ生活は豊かになってきたらしい。最近になって標準的な家庭で車を買えるようになって来たとか。
でも基本的に貧しいところで生まれたら、よっぽどのことがない限りは一生をそこで終えなければならないらしい。なんか嫌ね。