日経新聞が夕刊でしきりに「Y世代」とかいう言葉をはやらそうとしている。
ってな意図が垣間見えて、なんか嫌。ってか、自分がその対象になってないからちょっとジェラシーなだけなんだけど。

どうも、Meからちょっと年下の世代、20代全般くらいを指しているらしい。そもそも、世代を一言で表すのなんて無理じゃなかろうか。いろいろな人がいるんだし。この「Y」ってのが何を表しているのかわかんないけど。
トーンとしては、
「物心ついた頃は既に不況期にいたこの『Y世代』は、その時代を生き抜こうとバイタリティに溢れて優秀だ」
といったような感じで毎回書かれている。

あんまウオッチしたことはないけど、敢えて一括りで表現するとするならば、まんざら当たってなくもないと思う。
でも、違う面もあるんではないかという気がする。

少数の優秀な人がいる一方で、物事の表面的なところだけ見て真似して安心するような人が結構いるんではないかと。
「みんながルーズソックスはいて可愛いらしいから私も履こう」とか、「ナカタやイチローみたいに言葉が少ないのが『わかってる風』でクールでかっこいいみたいだから、俺もそうしよう」とかそんな感じ。

先行き不透明な中で、自分でゴリゴリやる人と、よくわかんないから周りに倣うような人と二極化してるんかな。
後者については、新卒で(なんか今はやってて強い人風でかっこいいから)ベンチャーに行く人と(昔からの定番で)公務員を志向する人が増えている現象と関わりがあるんじゃなかろうか。
Meも決して前者にはならないから確実に後者のマインドなんだけど。