久しぶりのすーぶー考

旅行で行ってきた素晴らしく美しい島・ランカウイ島で、久しぶりにMeの「ウオッチャー魂」に火をつけさせる現象に気がついた。

日本人が結構いたんだけれども、そのうち見かけていた女の子2−3人のグループは、いわゆるすーぶー率が極めて高かった。イチローの打率の3倍くらいはあったんじゃなかろうか。20代後半から30代後半、平均取ると30代前半か。平均しなくてもいいんだけど。
しかもなんちゅーか、Meが許容するかわいげのあるすーぶーでなくて、一見してかわいげなくて性格悪そうなすーぶーもいた。
一人の人間としてこの現象は黙って見過ごせないと思って、考えた。おそらくその理由はこうだ。

きっと彼女らも、10代後半から20代前半にかけては、ハワイやグアム、沖縄といった、いわゆる王道のリゾートに行っていたに違いない。
でも年を経るにしたがって、まず、かわいげがあって外見も可愛い友人(後に勝ち組と呼ばれる)が結婚したり彼氏とべったりになったりして、一緒に行かなくなる。ちょっと時間差があって、外見はいまいちでもかわいげのある友人も同じ理由で行かなくなる。
んなもんだから、旅行に行くメンバーが限られてくる。
さらに、同じメンバーで同じところに何度も行くほど愛着のある地があるわけでもないので、ほとんどの王道リゾートは制覇していく。
うかつに「久しぶりに」なんちゃって10年ぶりにハワイに行こうもんなら、まだ競争社会を迎えてない10代のかわいげがあって外見も可愛い女の子なんて見かけてしまって、郷愁と嫉妬と羨望が錯綜した複雑な感情になってとてもリゾートどころではなくなってしまう。

そうして絨毯爆撃のように世界中を回っていくと、マレーシアの、さらに離島あたりにたどり着いていく、と。
本当だろうか?? いや、どうでもいいけど……。