鬼怒川訪問記

鬼怒川温泉にある再建中のホテルに１泊。
しかしまあ、聞きしに勝るほどに、いかんせんあの地域が死んでる。たどり着くまでの光景が、なんだか「北斗の拳」に出てくる廃墟、あるいはイタリアのポンペイ遺跡を髣髴させてしまった。
しかし、そうしてついたホテルは、まるで砂漠のオアシス状態。どーんとでかくて、きれいだった。
んだけど、部屋に入ってカーテンを開けると、鬼怒川を隔てて向こう岸には冗談じゃなくて廃墟になっている閉鎖されたホテルが……写真撮り忘れたのが口惜しい。

このホテルの目下の売りが、岩盤浴。
これがまた、気持ちよくて気持ちよくて。夫婦で２回ずつ入っちまった。砂風呂とはまた違った汗のかき方をする。宿泊は一人18000円って、ちょっと高めだったんだけど満足満足。

んで、夜はやることなかったので、せっかくだからホテル内でやっている「中国雑技団ショー」とやらを見に行った。会場にはコテコテの宴会おやじとかおばさんとかがわんさか。
「どうせ学芸会に毛が生えたようなもんだろう」
なんて高を括って席についたら……。

びっくり。
「人間ってあんなことできるんかいな」なんてような技を繰り出す繰り出す。足の裏の上でくるくる人間が縦回転してた。かーなり一家で魅入っちまった。
終わってみてもう一度びっくり。
なんとまあ、半分くらいはまだ毛も生えてないんじゃなかろうか（実際Wifeが風呂で見かけた際、生えてなかったらしい……）なんちゅー少女だった。しかし肩とか腕とか筋肉もりもり。

翌日たまたま見かけたんだけれども、彼女たちはホテルの向かいにある寮に住んでいた。（特に根拠ないけど）きっと１部屋に４人くらい詰め込まれて生活してるのかって思うとなんだかちょっと……。うちのBabyにじゃれてきたときの屈託のない笑顔とか見ると、ちょっと複雑。

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トータルで見て、ちょっと費用がかかったかなんてきもするけど、料理もおいしかったし、満足してきた。
しかしちょっとあのエリア、やっぱ遠いよなあ。家から160kmとかいうカーナビの表示見てびっくりしちゃったよ。